レベル:入門|記載の情報は2026年10月17日時点のものです(手数料は2026年10月24日に公式サイトで再確認)。
bitFlyer(ビットフライヤー)は、金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者です。販売所とかんたん積立は1円から使え、Vポイントをビットコインに交換するサービスもあります。一方で、板取引(取引所)で売買できる銘柄は限られています。
この記事では、公式サイトと金融庁の資料をもとに、次の点を整理します。
- 会社の基本情報と取扱銘柄
- 販売所・取引所・入出金の手数料
- 使えるサービス
- 向いている人、気をつけたい点
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社bitFlyer |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00003号(2017年9月29日登録) |
| グループ | 株式会社bitFlyer Holdingsの100%子会社 |
| 取扱銘柄 | 44銘柄(2026年9月にTRX、GRAM、ATOM、XDCを追加) |
| 板取引できる銘柄 | Lightning現物で円建て6銘柄(BTC、XRP、ETH、XLM、MONA、ELF)など |
| 最小購入(販売所) | 0.00000001BTC(公式の表記は「1円から」) |
| かんたん積立 | 1回1円から |
| 口座開設の年齢 | 18歳以上 |
手数料
| 項目 | 手数料 |
|---|---|
| アカウント作成・維持 | 無料 |
| 日本円の入金(銀行振込) | 各銀行の振込手数料 |
| 日本円の入金(クイック・コンビニ) | 330円(ドコモSMTBネット銀行からのクイック入金は無料) |
| 日本円の出金(三井住友銀行宛て) | 3万円未満は220円、3万円以上は440円 |
| 日本円の出金(他行宛て) | 3万円未満は550円、3万円以上は770円 |
| ビットコインの送付 | 0.0004BTC |
| 販売所 | 手数料は無料。スプレッドを負担する |
| かんたん取引所・Lightning現物 | 約定数量の0.01〜0.15%(直近30日の取引量で変わる) |
手数料の詳しい一覧と、1万円分のビットコインを買うときの計算例はbitFlyerの手数料一覧にまとめています。
取引量の少ない人は、取引所の手数料が0.15%になります。また、多くの銘柄は実質的に販売所でしか売買できないため、スプレッドを負担することになります。
使えるサービス

- 販売所:44銘柄を1円から売買できる
- かんたん取引所・bitFlyer Lightning:板を使った取引。Lightning現物は8ペア、かんたん取引所はBTC/JPYなど
- かんたん積立:毎日・毎週・毎月2回・毎月1回から選べ、1回1円〜100万円。販売所の価格で買う
- 定期貸しコイン:ビットコインを最大91日貸し出す。抽選制
- ステーキング:イーサリアム(ETH)が対象
- Vポイントからの交換:100ポイントからビットコインに交換できる
- bitFlyerクレカ:利用額に応じてビットコインがたまるクレジットカード
- Crypto CFD:ビットコインのCFD取引。個人は最大2倍
向いている人、気をつけたい点
向いている人
- 1円単位の少額から、販売所や積立で試したい人
- Vポイントやクレジットカードの利用でビットコインをためたい人
気をつけたい点
- 取扱いは44銘柄だが、板取引できるのは一部。それ以外は販売所で売買し、スプレッドを負担する
- 積立は販売所の価格で買う
- 多くの銘柄が、外部への送付や外部からの預け入れに対応していない
- 2026年10月15日から、本人確認の完了から90日未満の人は、日本円の入金後48時間、暗号資産の送付ができない措置が始まった(詐欺被害の防止のため)
過去の行政処分
bitFlyerは2018年6月22日に、関東財務局から業務改善命令を受けました。経営管理態勢の見直し、マネー・ローンダリング対策、利用者財産の分別管理などを求めるものでした。同社の開示資料では、2019年6月に命令が解除されたとしています。
よくある質問
bitFlyerは金融庁に登録されていますか
はい。関東財務局長 第00003号として登録されています。確かめ方は金融庁の登録業者とはで説明しています。
「1円から買える」とはどういう意味ですか
販売所では、ビットコインを1億分の1BTCという非常に小さい単位から注文できます。そのため、値段によっては1円程度から購入できます。ただし、入金や出金の手数料を考えると、ごく少額の取引は割高になります。
取引所で売買できない銘柄はどうやって買いますか
販売所で買います。販売所の価格にはスプレッドが含まれるため、取引所で買う場合よりコストが大きくなりやすい点に注意してください。くわしくは販売所と取引所の違いで説明しています。
まとめ
- bitFlyerは金融庁登録の交換業者で、販売所とかんたん積立は1円から使える
- 取引所(Lightning現物)は円建て6銘柄。ほかの銘柄は販売所での売買になる
- Vポイント交換やクレジットカードなど、ビットコインをためるサービスがある
ほかの業者との違いは国内の暗号資産取引所の比較で確認できます。
出典
- bitFlyer「手数料一覧・税」
- bitFlyer「取扱暗号資産一覧」
- bitFlyer「かんたん積立」
- bitFlyer「セキュリティ」
- bitFlyer「会社概要」
- bitFlyer「暗号資産の送付に関するクールダウン期間の導入について」
- 金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(令和8年9月30日現在)
- 金融庁「仮想通貨交換業者に対する行政処分について」(2018年6月22日)
暗号資産は法定通貨ではなく、価格の変動により損失が生じることがあります。本記事は情報の提供を目的としており、特定の暗号資産の購入や取引の勧誘を目的とするものではありません。取引の判断は、ご自身の責任で行ってください。
