レベル:入門|記載の情報は2026年10月17日時点のものです(手数料は2026年10月24日に公式サイトで再確認)。
SBI VCトレードは、SBIホールディングスの100%子会社の暗号資産交換業者です。日本円の入出金と暗号資産の入出庫の手数料が無料で、ステーキングは申し込み不要で14銘柄が対象になります。2026年4月にビットポイントジャパンを吸収合併し、現在は「VCTRADE」と「BITPOINT」の2つのサービスを運営しています。
この記事では、公式サイトと金融庁の資料をもとに、次の点を整理します。
- 会社の基本情報と取扱銘柄
- 入出金・取引の手数料
- 使えるサービス
- 向いている人、気をつけたい点
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | SBI VCトレード株式会社 |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00011号(2017年12月1日登録) |
| グループ | SBIホールディングスの100%子会社 |
| 取扱銘柄 | 公式サイトの表記で35銘柄(2026年10月時点。取扱廃止の手続き中の銘柄を含む) |
| 販売所 | 27銘柄+ステーブルコインなど(USDC、RLUSD、JPYSC) |
| 取引所(板取引) | 8銘柄 |
| 最小購入 | 1円から(現物取引) |
| 積立 | 1回500円から |
| 口座開設の年齢 | 18歳以上 |
SBI VCトレードでは、BITPOINTとの統合にともない、取扱銘柄の整理が進んでいます。銘柄の数は時期によって変わるため、最新の状況は公式サイトで確かめてください。
手数料
| 項目 | 手数料 |
|---|---|
| 口座開設・維持 | 無料 |
| 日本円の入金(クイック入金) | 無料 |
| 日本円の出金 | 無料 |
| 暗号資産の入庫・出庫 | 無料 |
| 販売所 | 手数料は無料。スプレッドあり |
| 取引所 | メイカー−0.01%(受け取り)、テイカー0.05% |
| 積立 | 設定の手数料なし(販売所のスプレッドはかかる) |
手数料の詳しい一覧と、1万円分のビットコインを買うときの計算例はSBI VCトレードの手数料一覧にまとめています。
取引所では、指値注文が約定した場合はすべてメイカー手数料が適用され、約定代金の0.01%が日本円で戻ってきます。
使えるサービス

- 販売所:1円から売買できる
- 取引所:BTC、ETH、XRP、BCH、LINK、LTC、DOT、NIDTの8銘柄
- 積立:1回500円〜200万円、毎日・毎週・毎月から選べる
- ステーキング:ETH、SOL、ADA、DOTなど14銘柄が対象。申し込み不要で、会社が得た報酬の75%が利用者に付与される
- 貸コイン:期間を決めて貸し出し、利用料を受け取る。中途解約はできない
- レバレッジ取引:個人は最大2倍
- ステーブルコイン:USDCなどを売買できる
ステーキングの報酬率は実績にもとづくもので、将来の報酬を約束するものではありません。しくみはステーキングとはで説明しています。
向いている人、気をつけたい点
向いている人
- 入出金や送付の手数料をかけずに使いたい人
- 多くの銘柄でステーキングを使いたい人
- SBIグループのサービスをまとめて使いたい人
気をつけたい点
- 日本円の入金はクイック入金のみ。入金した金額に相当する分は、7日間、出金や暗号資産の出庫ができない
- 取引所(板取引)で扱うのは8銘柄。それ以外は販売所での売買になる
- 貸コインは中途解約ができず、貸出中の資産は会社の資産として管理される。くわしくは貸暗号資産とは
- BITPOINTの利用者は、2026年12月末ごろまでにVCTRADEへの移管が予定されている
これまでの主な出来事
- 2022年6月:旧TaoTaoのサービスと統合
- 2025年3月:2024年5月に約482億円相当のビットコインが不正流出したDMM Bitcoinから、口座と資産の移管を受けた
- 2026年4月:ビットポイントジャパンを吸収合併
なお、合併前のビットポイントジャパンでは、2019年7月に約30億円相当の暗号資産の不正流出がありました。
よくある質問
SBI VCトレードは金融庁に登録されていますか
はい。関東財務局長 第00011号として登録されています。確かめ方は金融庁の登録業者とはで説明しています。
本人確認に使える書類は何ですか
運転免許証、マイナンバーカード、在留カード(特別永住者証明書)のいずれか1点です。健康保険証やパスポートは使えません。口座開設後に、マイナンバーの提出も必要です。
BITPOINTの口座を持っています。何をすればよいですか
公式サイトでは、2026年11月から事前の移管申し込みを受け付け、12月末ごろに残りの口座と資産を移管してBITPOINTのサービスを終える予定と案内されています。VCTRADEで扱わない銘柄は、BITPOINTでの取扱いが終わります。最新の案内を公式サイトで確かめてください。
まとめ
- SBI VCトレードは金融庁登録の交換業者で、日本円の入出金と暗号資産の入出庫が無料
- ステーキングは申し込み不要で14銘柄が対象、報酬の75%が利用者に付与される
- 入金後7日間は出金・出庫ができない点、取引所が8銘柄である点に注意
ほかの業者との違いは国内の暗号資産取引所の比較で確認できます。
あわせて読みたい
出典
- SBI VCトレード「手数料」
- SBI VCトレード「サービス概要」
- SBI VCトレード「ステーキング」
- SBI VCトレード「積立」
- SBI VCトレード「会社概要」
- SBI VCトレード「BITPOINTからVCTRADEへの移管について」
- SBI VCトレード「DMM Bitcoinからの口座・資産の移管について」
- 金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(令和8年9月30日現在)
暗号資産は法定通貨ではなく、価格の変動により損失が生じることがあります。本記事は情報の提供を目的としており、特定の暗号資産の購入や取引の勧誘を目的とするものではありません。取引の判断は、ご自身の責任で行ってください。
