レベル:入門|記載の情報は2026年10月17日時点のものです。
ビットコインは、金融庁に登録された国内の業者で、数百円から買えます。1ビットコイン(1BTC)が1,000万円を超える値段でも、0.0001BTCのように小さい単位で買えるからです。
この記事では、口座を開いたあとの「買う」部分に絞って、次の4点を説明します。
- 買う場所は「販売所」と「取引所」の2つ
- 販売所で買う手順
- 取引所で買う手順
- 買ったあとにやることと、よくある失敗
口座開設の流れは暗号資産の始め方、業者の選び方は暗号資産取引所の選び方、主な業者の比較は国内の暗号資産取引所の比較で説明しています。
買う場所は2つ:販売所と取引所
| 販売所 | 取引所 | |
|---|---|---|
| 相手 | 業者 | ほかの利用者 |
| 値段 | 業者が提示する値段 | 板に並んだ値段、または自分で指定 |
| 操作 | 金額を入れるだけ | 注文方法を選ぶ |
| 実質的なコスト | スプレッドが大きくなりやすい | スプレッドが小さく、手数料も低めのことが多い |
| 最小の金額 | 数百円程度からの業者が多い | 銘柄ごとの最小数量がある |
同じ1万円分を買っても、販売所と取引所では受け取れるビットコインの量が変わることがあります。理由と計算方法は販売所と取引所の違いで説明しています。
販売所で買う手順

- アプリまたはサイトで「販売所」を開き、ビットコイン(BTC)を選ぶ
- 「購入」を選び、買いたい金額(円)を入力する
- 表示された購入価格と、受け取る数量を確かめる
- 内容に問題がなければ、購入を確定する
ポイントは、手順3で「買値」と「売値」の両方を見ることです。販売所では、買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料になります。買った直後に売ると、この差の分だけ損をする計算です。
販売所の画面に「手数料無料」と書かれていても、価格にスプレッドが含まれています。相場が大きく動いているときは、スプレッドが広がることがあります。
取引所で買う手順
- 「取引所」の画面を開き、BTC/JPY(ビットコインと日本円の取引)を選ぶ
- 板を見て、いま売りに出ている値段を確かめる
- 注文方法を選ぶ。指値注文なら買いたい値段と数量を、成行注文なら数量だけを入れる
- 注文を確定し、成立したかどうかを「注文履歴」などで確かめる
取引所の画面は、スマホアプリでは使えない業者もあります。その場合は、パソコンやスマホのブラウザから操作します。注文方法の違いは指値注文と成行注文の違いで詳しく説明しています。
1万円で買うと、どれくらい?
ビットコインの値段が1BTC=1,200万円のときに、1万円分を買う場合の例です(スプレッドや手数料は説明用の仮の数字です)。
| 販売所(スプレッド3%の例) | 取引所(手数料0%の例) | |
|---|---|---|
| 実質の購入価格 | 約1,236万円 | 約1,200万円 |
| 受け取る数量 | 約0.00081BTC | 約0.00083BTC |
差はわずかに見えますが、売るときにもスプレッドがかかるため、販売所で買って販売所で売ると、往復で数%のコストになります。くり返し売買するほど、差は大きくなります。
買ったあとにやること

- 二段階認証を確かめる:設定していなければ、すぐに設定する。→二段階認証とパスワードの管理
- 取引の記録を残す:買った日、金額、数量。確定申告で必要になる。→暗号資産の確定申告のやり方
- すぐに送金しない:外部のウォレットや他人に送る必要がなければ、登録業者に預けたままでかまわない
- 値動きを見すぎない:1日に何度も値段を見ると、焦って売買しがち。買う前に「いつまで持つか」を決めておく
よくある失敗
- 焦って成行で大きく買う:取引量の少ない時間帯に、想定より高い値段で成立する
- 少額のコンビニ入金で目減りする:入金手数料のほうが高くつくことがある
- SNSで知った「必ず上がる」話を信じて送金する:登録業者以外への送金は詐欺の典型。→SNS型投資詐欺の手口と相談先
- 生活費まで使ってしまう:暗号資産は大きく値下がりすることがある。失っても生活に困らない金額にとどめる
よくある質問
ビットコインはいくらから買えますか
多くの国内業者の販売所で、数百円から購入できます。業者によっては1円から買えるところもあります。取引所では、銘柄ごとに最小の注文数量が決まっています。各社の最低額は国内の暗号資産取引所の比較で確認できます。
販売所と取引所、初心者はどちらで買うべきですか
操作のわかりやすさを優先するなら販売所、コストを優先するなら取引所です。最初の1回だけ販売所で少額を買い、慣れてから取引所に移る人もいます。
買ったビットコインはどこにありますか
国内の登録業者で買った場合、通常はその業者のアカウントに預けた状態になります。業者は、利用者の暗号資産を自社の資産と分けて管理する義務があります。自分で管理したい場合の方法はウォレットとはで説明しています。
まとめ
- ビットコインは、国内の登録業者で数百円から買える
- 販売所は簡単だがスプレッドが大きくなりやすい。取引所は値段を指定でき、コストを抑えやすい
- 買ったら、二段階認証の確認と、取引記録の保存を忘れずに
出典
暗号資産は法定通貨ではなく、価格の変動により損失が生じることがあります。本記事は情報の提供を目的としており、特定の暗号資産の購入や取引の勧誘を目的とするものではありません。取引の判断は、ご自身の責任で行ってください。
